実績・事例
本事業は、米軍より返還された西普天間住宅地区の跡地を活用し、研究棟、教育棟や先端医学研究センター棟など琉球大学医学部の中核施設を建設し、上原キャンパスの機能を移転するものです。
また、複数の建設工事が数年にわたり同時期工事になることや、地域の特殊性に鑑みた計画的な建設資材・労務の確保が必要になります。
そのため大学は、早期の工事調整・施工検討、建設資材の確保に加え、コスト上限設定効果の期待できる「設計・施工一括発注方式」を採用しました。
当社は、設計・施工一括発注方式の事業契約に係り、大学が算出した工事費概算の妥当性検証のほか、事業者選定における課題を整理し、要求水準書の作成、選定プロセスの確立、評価基準や選定資料の作成、選定委員会の運営支援を行い、加えて、本事業における物価変動(スライド)への対応に関する発注者支援を行うなど、公正・透明性を確保した事業実現を支援しました。
所在地 | 沖縄県宜野湾市 |
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規模 | 敷地面積 約15.5ha 研究棟(A棟) 約23,120㎡ 教育棟(B棟) 約13,420㎡ 先端医学研究センター棟(C棟) 約8,800㎡ 管理・研修棟(D棟) 約5,640㎡ |
備考 | 発注方式:設計・施工一括方式(デザインビルド方式) |
設計・施工一括発注方式における事業者選定支援、物価スライド協議に関する発注者支援