お知らせ
箕輪町は、令和4年度に採択された『地域脱炭素移行・再エネ推進交付金(重点対策加速化事業)』を通じて自家消費型の太陽光発電システム(一部はPPA事業)を町内の公共施設へ導入しています。EV充電器(34基)を有する大規模なソーラーカーポートをはじめ、複数の公共施設の屋上にも太陽光発電設備を設置し、公共施設5棟でマイクログリッドを構築、役場庁舎周辺の年間の再エネ自給率は、年間43%を見込んでおり、災害時には太陽光+EV充電器等により非常電源を供給することが可能です。今後は、余剰電力の売電も検討しています。地域の脱炭素化と再エネの地産地消の促進、災害レジリエンスの強化を同時に実現した先駆的な脱炭素モデル事業です。
審査委員会において、「事業規模の大小に関わらず、他の小規模自治体でも普及しやすいモデル性」が高く評価されました。小規模自治体における脱炭素の先進的な手本となり、地方を牽引する取組であるとの観点から、この度特別賞(小規模都市チャレンジモデル)に選定されました。
箕輪町は、多年度に渡る設備導入を推進する上で必要なリソース(ヒト、モノ、カネ)を可能な限り地元調達することを大方針として、CM方式を活用しながら自治体主導で事業を進めています。
当社は、本事業において基本計画策定、事業者選定、事業実施段階において発注者支援業務を遂行いたしました。
本件の詳細については、以下環境省のホームページにて掲載されています。
https://www.env.go.jp/press/press_01994.html