当社支援プロジェクト 東京農業大学「農大サイエンスポート」 竣工

「農大サイエンスポート」　概要

「農大サイエンスポート」は、130周年に向けた教育環境整備事業の一環として行われた世田谷キャンパス再整備の第3弾プロジェクトとして建設された新研究棟です。2013年の農大アカデミアセンターに引き続いての建物となり、世田谷キャンパスに属する4学部15学科の研究室、実験施設および学部事務室等の機能が入る、東京農業大学の学術の中核拠点となります。農大アカデミアセンターと1号館のコンセプトを受け継ぎ、積層や地層のデザインとの調和をイメージした建物です。

■デザインコンセプト「地層（知層）」
「地層（知層）」をコンセプトに、外観から内装・サインに至るまで、モノが積層しているようなデザインで施設全体の統一感を図っています。バラエティ豊かな特色の異なる研究室が1階から7階まで積み重なっている様子はまさに、地層のようであり、建物中央の吹抜け空間（交流スペース）で異なる分野の知（人）が交じり合う様子は大地が耕されていくようにも見えます。良く耕された大地からは多くの実りが得られるように「農大サイエンスポート」が多くの人にとって大切な出会いを生み、世界に通用するような研究や人材が巣立つ場所になるようにと願いを込められています。