2011年3月11日に発生しました東日本大震災で亡くなられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
私共がこの20年近くに亘って、コアビジネスとして参りました「明豊のCM(コンストラクション・マネジメント)」とは、施設の新設・改修等のプロジェクトにおいて、専門性の高いプロが徹底したお客様本位の原点に立ち、プロジェクトのプロセスと関連する情報のすべてをオープンにすることで、品質、スケジュール、コストに関して、お客様に高いパフォーマンスを提供する当社独自のマネジメント手法です。
当社では、「フェアネス」と「透明性」を企業理念とし、CM手法という概念が日本に定着する以前の1990年頃から、「明朗会計方式」と称して、このマネジメントサービスを確立すべく取り組んで参りました。 我が国において、サービスの対価(フィー)を得るためには、そのサービスが高度に専門的(=プロフェッショナル)で、その対価を超える働きがあることが、お客様や関係者にしっかり認識され、併せてプロジェクトの最初から最後まで、全てのステークホルダーから信頼・評価されることが大変重要になります。
そのために当社では、まず「お客様のプロジェクト目的」を十分理解することから始め、私共の長年の実績・経験や最新技術等を基にプロとしての提案を重ねながら、個々のお客様のプロジェクト目的を具現化していくことに注力して参りました。そして今では、数多くのお客様から設計や工程、コストのマネジメントにとどまらず、プロジェクトの早い段階から、お客様のチームメンバーとして参画することが許され、精度の高い事業化計画策定のお手伝いをさせて頂く機会が増えています。
また、これまでの、大小取り混ぜた数千件のプロジェクトマネジメントの経験から、プロジェクトのプロセスと都度都度の意思決定の結果を、常にリアルタイムで明らかにすることによって、お客様との強い信頼関係が構築できることを、当社メンバー全員が学んで参りました。 その結果、今では全てのプロジェクトで、当社とお客様との間に「円滑な情報共有環境」が実現しています。 幸いこの20年に亘って飛躍的に発展を遂げた「社会のデジタル化」と、私共が常に最新の技術やテレワークを取り入れたことによって、情報の可視化と時と場所を超えた情報の共有が可能になり、「明豊のCM」の精度や信頼性を著しく高めていると申せます。
そして、この20年間に整理蓄積された数多くのデータベースは、「明豊のCM」を推進するに当って、更に、品質、スケジュール、コスト等に関する発展的な提案に有益に活用されています。
変化の激しい時代にあって、あらゆる企業活動に「公平・透明性」が従来以上に求められる中で、徹底して中立性を堅持し、全てのプロセスと結果を可視化する「明豊のCM」のニーズは、将来より高いレベルと広い範囲で求められるものと確信しています。 それ故に私共では、自らの足元を常に意識しながら、全社を挙げて「本物のプロのサービス」を片時も忘れることなく、引き続き精進を重ねて参る所存でございます。
今後とも皆様方のご指導ご鞭撻の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
2011年7月 明豊ファシリティワークス株式会社
代表取締役社長 兼 会長
坂田 明




